混合ワクチン~イヌ、ネコ
怖い感染症から身を守るにはワクチン接種が必要になります。
子犬や子猫は生後6~10週齢に初回のワクチン接種を行います。
その後は3~4週ごとに2回目もしくは3回目までワクチンを打ちます。ワクチン接種を希望の方はできるだけ午前中にご来院ください。なぜならワクチン接種後にまれですが具合が悪くなることもありえますので、異常がでた際にすぐに対応できるようにするためです。
取り扱いワクチン
イヌ:8種、6種
ネコ:5種、3種、FIV(猫エイズ)
怖い感染症から身を守るにはワクチン接種が必要になります。
子犬や子猫は生後6~10週齢に初回のワクチン接種を行います。
その後は3~4週ごとに2回目もしくは3回目までワクチンを打ちます。ワクチン接種を希望の方はできるだけ午前中にご来院ください。なぜならワクチン接種後にまれですが具合が悪くなることもありえますので、異常がでた際にすぐに対応できるようにするためです。
取り扱いワクチン
イヌ:8種、6種
ネコ:5種、3種、FIV(猫エイズ)
生後90日齢以降のワンちゃんには狂犬病ワクチンの予防接種が義務付けられています。
その後も年に1回の追加接種が必要です。
ワクチンを打ちましたら、狂犬病ワクチン接種の証明書をお渡ししますので、お住まいの市町村区の役所か保健所で手続きをしてください。
フィラリアは犬糸状虫とも呼ばれます。
成虫になると20-30cmにもなるソウメンのような寄生虫で、主に心臓や肺動脈に寄生します。
フィラリアの成虫は多数の子虫(ミクロフィラリア)を血液中に産みます。
フィラリア感染犬の血を吸った蚊が他の犬の血を吸う事でミクロフィラリアを感染させます。
感染したミクロフィラリアは6ヶ月ほどかけて成虫になります。
寄生数や期間により症状はさまざまですが、運動しない、食欲が落ちる、咳をする、赤い尿が出るなどが見られます。
特に寄生が重度な場合は心臓が正常に動けなくなるため、死に至ることがあります。
ノミには一定のライフサイクルがあり、動物に寄生しているのは成虫だけで10日間~20日間に渡って吸血し続けます。
その他は卵、幼虫、さなぎといった形で2~3週間を動物の近くの環境でひっそりと生活しています。
ノミに刺されると痒みがでてくる他に、貧血、アレルギー性皮膚炎などの症状で苦しみます。
また、イヌ・ネコだけでなく人にも感染する瓜実条虫(サナダムシ)の感染源にもなります。
イヌ・ネコに寄生するノミは人も刺してかゆみの原因になるので気をつけましょう。
私たちが普段の生活で布団などにつくダニとはまったく別の種類のダニで、河川敷・公園・道端・草むらなどにいまして、散歩などで近くを通る動物に寄生します。最初は小さい体ですが、動物の血を吸い何十倍の大きさになります。
「皮膚に1cmくらいの黒いイボができた」と来院されることが多いです。
マダニは寄生することでひどい皮膚炎を起こすほか、発熱や関節痛などの症状を起こすこともあります。
また、貧血や血尿などで犬を死に至らしめることもある犬バベシアを媒介します。
ただし、無理に引っ張って取ろうとするとマダニのくちばしが皮膚に残り、皮膚炎が続いてしまいますので注意しましょう。