鍼灸治療をはじめました
当院では、椎間板ヘルニアなどにより首や腰に、また関節炎や脱臼などにより膝や股関節に痛みを抱えているワンちゃん猫ちゃんの鍼灸治療を行っております。
鍼灸は近年、動物に対してもその治療効果が認められ、ストレスや負担の少ない治療を受けられるということから取り入れられるようになりました。
椎間板ヘルニアや関節痛の治療は従来の投薬治療が主軸となりますが、早期回復を期待し鍼灸治療の併用をご提案しています。
適用疾患
・椎間板ヘルニアや馬尾症候群などの脊髄疾患
・膝蓋骨脱臼などの関節疾患
・四肢麻痺、顔面神経麻痺
特に以下の場合に推奨されます
・投薬で痛みが取りきれないなどで治療が長引いている
・心臓や腎臓にリスクがあり手術や投薬の制限がある
・症状を繰り返していて再発予防したい
・術後のリハビリ
また現在症状がなくても
・高齢で足腰が弱ってきた、体の冷えが気になる
・闘病中だが他にできる事をしてあげたい
・お灸で気持ちよくさせてあげたい
など、鍼灸を試されたい方はご相談ください。
通院間隔について
症状によりますが、例えば椎間板ヘルニアの場合、最初は週に1〜2回を1ヶ月程度、症状の改善に応じて間隔を伸ばしていきます。痛みが無くなった後も再発予防の観点から、1ヶ月に1回程度の通院をお勧めしています。
施術時間について
15〜20分で鍼とお灸を行います。お灸のみですと更に短時間です。
鍼の痛みについて
鍼はとても細いので、チクッとはしてもほとんど痛みは感じません。敏感な子や猫ちゃんには、刺さない鍼(小児鍼)を使います。
治療費(税別)
お灸のみ:3,000円〜
鍼灸:6,000円〜
施術をご希望の方は電話でお問い合わせください。
施術は鍼灸のできる獣医師がいる日のみになります。